December 01, 2007

APRS 自分の場所を世界中に広報

趣味のアマチュア無線のはなしです.

GPSをつないだ無線機で位置情報を無線送信しながら走りますと, その情報を世界中に広報してくれる仕組みがあります. APRS (Automatic Position Reportin System) というようです. 今晩, 福岡市内で30分ほど電波を出しながら車で走行してみました.

APRSその1帰ってみると確かに!フィンランドのホームページで私の移動経路がわかりました! 福岡市内で車から出した電波がフィンランドまで届くはずは, ありませんので, 私の発した電波を誰かが拾って(!?), 転送してくれたってことになります.


APRSその2APRSその3

私の車の無線機から発進されたGPS情報の生データのログも残ってました! また, 本家のアメリカのホームページにも情報が届いてました(右). さらに, ドイツのホームページにも載ってました! 世界中に知れ渡ってしまったわけですね. 私の移動経路が...

昔のインターネットのメール転送みたいに, アマチュア無線家の間で, この位置情報をお互いにパケット通信でインターネットと無線を使って交換する仕組みが出来上がっているようです. びっくりしました. まだ, 詳細の仕組みやネットワーク・トポロジーについては不明(勉強中)ですが, まずは自分の情報を伝えれる方法, 無線機, TNC, GPSの設定方法が, やっとわかったという報告です!

[参考文献]
新世界の扉を開こう デジタル&インターネット通信 (ham operation series)
別冊 CQハムラジオ 2007年 09月号 [雑誌]




さて, とりあえず設定情報等を復習しておきます.
APRS GPSケーブル等- 必要な機器
-- 無線機: ALINCO DR-620HV(144MHz 50W/430MHz 35W)を使いました. 実際の電波は10W(MID)で飛ばしました.
-- TNCユニット: データ通信のためオプションのTNCユニット(EJ-50U)を装着しました.
-- GPS受信機: Byonics社の一番安価な$56の奴を購入しました. GPSは5Vの電源が必要です. DR-620Hとの接続ケーブル(自作)の途中に電池をつないでます(cf. 下図).
-- アンテナ: 普通のモービルアンテナです.

APRS DR-620H GPS接続図- 必要な準備
-- パソコンとの接続
パソコンとDR620-HはRS-232Cストレートケーブルで接続し, ターミナルソフト(自分はTeraTermを使ってます)で9600bpsで通信します. TNCの設定項目は以下でやってみました.
 MY JA6TQD-9 (自分のコールサインを設定する)
 GPST $GPGGA (GPSデータのGPGGAだけを送信する)
 LPA APRS V WIDE (APRSに向けてWIDE経由でパケットを送信する)
 LOC E 12 (12*10秒ごとにパケットを送信する)
デバック時に役立つ設定は
 M ON (or OFF) (受信した他人のパケットを表示する(ON))
 GPSMON ON (or OFF) (GPSからの情報を表示する(ON))
 LTM 120 (or 0) (自分の送信内容を確認のため120秒ごとに表示する(0は表示しない))

- さて本番
-- 無線機の周波数を144.66MHzに合わせてTNCモードにして走行するだけです. TNCの情報は一旦設定すると, パソコンとの接続を切っても, 無線機の電源を切っても保存されています. 車での走行時にはパソコンは不要です.


as-192414 at 21:48コメント(0)トラックバック(1)電子工作・無線 | GPS 

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1. iPhoneでAPRS (位置情報の追跡)  [ ブログの練習 ]   January 02, 2010 21:47
自分の場所を世界中に広報で書きましたが, その続きです. iPhoneアプリiBCNUが, APRSサーバーへ位置情報を広報してくれます. 左図の緑の線は, iBCNUを動かしたiPhoneを車に積んで, 天神中央郵便局で年賀状を出して, 帰りに住吉神社へ行った経路です. 自宅に帰って, Google Ma...

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